法律対応文献 (カルテ記載方法他)

以下が当社団の推薦する図書です。

医療訴訟のここがポイント 注目判例に学ぶ医療トラブル回避術②日経メディカル:2015年1月13日発行

基本的な理解、現実的対応をコンパクトにまとめた各病院必携の書と考えます。
特に「診療記録の残し方」内の「チェックリスト」はパソコンの横、あるいはカルテに貼ってでも使用すれば、おのずとカルテは医療紛争を未然に防ぐ高度なものになると考えます。
記録を残す際のチェックポイント
口主訴以外の重要な陰性所見(発熱なし、頭痛なし、など)を記載したか
口診察・処置の内容も記載したか(定型的なものも含めて)
口ネガティブな情報・記載で止まっていないか
口判断の根拠となった事実関係や所見についても記載したか
口表現は正確か(表現全般.書き方)
口自分の「日記」になっていないか - p24図3より引用

訴訟・トラブルに強いカルテ・看護記録の書き方長谷部圭司著:日総研出版:2014年8月15日発行

医師でかつ弁護士である著者は、 医療訴訟に関して
1)「裁判所にいかにきちんと事実を伝えるか」という目的のためには、「事実を事実のままで書くということ」が重要である。
2)訴訟において最も利用されているのは看護記録である。と述べ、 看護記録について基本編、演習編に分けて詳細、かつ具体的に述べている。 本書は訴訟において不利益にならないかどうかの視点で記述しており、伝統的な看護記録方法とは異なる点があるとも断っているが、新しい時代の新しい視点での記録方法として、ぜひ参考にすべきであると考えます。