看護マニュアル - 輸液ポンプ:アラーム対応

輸液ポンプ:アラーム対応

「停止・消音」スイッチ押し・アラーム止→(フリーフロー防止)クレンメ閉め→アラーム種類確認各対応→クレンメ開け→「開始」スイッチ押し
[アラームの種類・原因・対応]
①閉塞警報②気泡警報③ドア警報④バッテリー警報⑤警報音⑥開始できない⑦スイッチ操作できない⑧ドアが閉まらない⑨電源が入らない⑩エラー表示が出る

(1)閉塞警報
原因
・輸液チューブの折れ、フィルター・静脈針などの輸液ラインの閉塞
・輸液セットのクレンメが閉じている
・指定外の輸液セットの使用
・輸液セットの間違った装着
対処方法
①[停止・消音]スイッチを押し警報音を消音する
②輸液セットのクレンメを閉める
③ドアを開け解除レバーを押しチューブクランプを解除する
④輸液セットを外し点検し、閉塞の要因を取り除く
⑤指定外の輸液セットを使用しているときは指定のセットに交換する
⑥正しく輸液セットを装着し、ドアを閉じロックする
⑦輸液セットのクレンメを開ける
⑧流量・予定量の設定値を確認し[開始]スイッチを押して輸液を再開する

(2)気泡警報
原因1)
・輸液剤の終了
対処方法
①[停止・消音]スイッチを押し警報音を消音する
②輸液セットのクレンメを閉める
③輸液を継続する場合は輸液剤を付け替え、流量・予定量の設定し開始する
④終了する場合は終了時の手順に沿って終了する
原因2)
・輸液セット内の気泡混入
・輸液セットの間違った装着
・気泡検出部の汚染
・指定外の輸液セットの使用
対処方法
①[停止・消音]スイッチを押し警報音を消音する
②輸液セットのクレンメを閉める
③ドアを開け解除レバーを押しチューブクランプを解除する
④セットを外し、チューブをたたいて気泡を点滴筒内に追い上げる
⑤気泡検出部の汚染は、水または微温湯に浸したガーゼで汚れをふき取る
⑥指定外の輸液セットは指定されたセットに交換する
⑦正しく輸液セットを装着し、ドアを閉じロックする
⑧輸液セットのクレンメを開ける
⑨流量・予定量の設定値を確認し[開始]スイッチを押して輸液を再開する
原因3)
・輸液ポンプより上流側の輸液セットの閉塞
対処方法
①[停止・消音]スイッチを押し警報音を消音する
②輸液セットのクレンメを閉める
③ドアを開け解除レバーを押しチューブクランプを解除する
④輸液セットを外し点検し、閉塞の原因を取り除く
⑤指定外の輸液セットを使用しているときは指定のセットに交換する
⑥正しく輸液セットを装着し、ドアを閉じロックする
⑦輸液セットのクレンメを開ける
⑧流量・予定量の設定値を確認し[開始]スイッチを押して輸液を再開する

(3)ドア警報
原因
・ドアが開いている
対処方法
①[停止・消音]スイッチを押し警報音を消音する
②ドアを閉じ確実にロックする
③流量・予定量の設定値を確認し[開始]スイッチを押して輸液を再開する

(4)バッテリー警報
原因
・内蔵バッテリの残量が少ない
対処方法
①[停止・消音]スイッチを押し警報音を消音する
② 速やかにAC電源(またはDC電源)に接続する

(5)警報音
原因1)
・警報状態にある
対処方法
①[停止・消音]スイッチを押し警報音を消音する
②警報の要因を取り除く
③流量・予定量の設定値を確認し[開始]スイッチを押して輸液を再開する
原因2)
・開始スイッチの押し忘れ
対処方法
[開始]スイッチを押して輸液を再開する

(6)開始できない
原因①
・警報状態にある
対処方法
①[停止・消音]スイッチを押し警報音を消音する
②警報の要因を取り除く
③流量・予定量の設定値を確認し[開始]スイッチを押して輸液を再開する
原因2)
・積算量が予定量に達している
対処方法
①予定量を設定しなおすか積算量をクリアする
②[開始]スイッチを押して輸液を再開する
原因3)
流量又は予定量の設定がされていない
対処方法
①設定値を確認し流量・予定量の設定をする
②[開始]スイッチを押して輸液を開始する

(7)スイッチ操作できない
原因
・キーロック中である
対処方法
[キーロック]スイッチを押してキーロック機能を解除する

(8)ドアが閉まらない
原因
・チューブが正しく装着されていない
対処方法
正しく輸液セットを装着し、ドアを閉じロックする

(9)電源が入らない
原因①
・電源コードが正しく接続されていない
対処方法
電源コードの接続を確認し、正しく接続する
原因②
・電源コードが断線している
対処方法
AC電源コードを交換する
原因③
・ヒューズが切れている
対処方法
専用コードを交換する

(10)エラー表示が出る
原因
・装置の故障
対処方法
修理に提出する