看護マニュアル - 鼻腔栄養法

鼻腔栄養法

  1. 物品:①経鼻栄養チューブ(カテーテルテーパー接続型) ②注入器 (30mL・カテーテルチップ型)③ガーゼ/潤滑剤④聴診器⑤小膿盆(ビニール袋付き) ⑥ ガーグルベースン⑦テープ/はさみ/ビニール袋⑧手袋⑨安全ピン/輪ゴム/油性ぺン⑩バスタオル⑪ティッシュぺーパー
  2. 挿入:目的説明→べッド30度挙上・膝曲げ・顎引き状態→経鼻栄養チューブ取り出し・(鼻先端→耳朶→剣状突起)挿入長決定→手袋装着→ガーゼに潤滑剤→チューブ先端5cm潤滑剤→鼻腔挿入・咽頭(12cm+α)→口腔内確認→「ごっくん」声掛け→甲状軟骨上昇時(1回あたり5~10cm)嚥下→先端胃内確認 (注入器)①(5~10mL)空気送入時気泡音確認(右下肺野・左下肺野・心窩部聴取:心窩部で最強)→音確認後空気抜く→②胃内容物吸引:吸引不可能→体位変更 (左側臥位)→チューブ挿入長さ変更→(吸引不能時)気管誤挿入の判断→中止(→X線検査)→外鼻孔位置チューブマーキング→チューブ末端キャップ閉め→固定:
  3. 栄養剤準備:
    (1)物品:①指示書②経腸栄養剤③(栄養バッグ付)栄養セット・栄養セット④注入器(30mL・カテーテルチップ型) ⑤聴診器⑥小膿盆(ビニール袋付) ⑦ガーグルべースン⑧万能つぼ(微温湯入り) ⑨テープ⑩はさみ・安全ピン・輪ゴム・ビニール袋⑪ティッシュぺーパー⑫バスタオル⑬点滴スタンド
    (2)栄養剤準備:説明・同意→腹部症状・胃部不快感・下痢の有無・前回注入胃内残遺確認→(栄養バッグに)栄養剤(湯せん→栄養剤取り出し→栄養セットローラークランプ閉鎖→栄養セットキャップ外し・差し込み・固定する)→点滴スタンド架け→点滴筒1/2充満→クランプゆるめ・コネクター先端まで充満→クランプ閉鎖
  4. 注入:(患者)トイレ済→氏名・指示書・栄養剤確認→べッド45度挙上・襟元タオル→チューブ胃内留置確認(マーキング外鼻孔一致・口腔内とぐろなし・気泡音聴取・胃液吸引・テープはがれなし)→鼻孔・栄養チューブ接続部まで指たどり→栄養セットコネクターキャップ外し・接続→再度鼻孔~栄養剤ルート指たどり→クランプ開・速度(100mL/30分)合わせ・注入開始
    観察:
    ①チューブ固定(テープ固定・挿入長)
    ②姿勢:崩れ・安楽さ
    ③接続部:ゆるみ・はずれ
    ④滴下筒:注入速度
    ⑤ルート:屈曲・からまり・引っ張り
    ⑥全身状態:消化器症状(悪心・おう吐・胃部不快感・腹部膨満感・腹痛・下痢)呼吸器症状(咳込み・むせ・呼吸促迫):バイタルサイン(脈拍・Sp02変化)
    ⑦態度:落ち着きなさ・チューブこだわり
    ⑧環境:ナースコール・患者手元必要品
  5. 注入終了後:栄養セット(チューブ内洗浄)微温湯30mL注入→空気20~30mL注入チューブ内水分排出→キャップ閉め→ガーゼ包→気分問・整容→上半身30度挙上(30~60分)
トラブル対応
栄養ライン・輸液ライン誤接続防止:①ラインたどり②誤接続防止製品使用