緊急時対応-窒息(幼小児)-反応なし

窒息(幼小児)-反応なし

素早く応援を呼ぶ!決して患者の側を離れない。人がいない場合は処置を行いながら呼ぶ(判断は素早く!)
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応援が来るまでの処置:舌・下顎引き上げを行い、喉の奥を見る。異物が見られる場合はもう片方の指でかき出す。※盲目的にかき出そうとすると、さらに奥に詰まる恐れがあります
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異物が見られなければ、気道確保。(頭部後屈、顎挙上)
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幼少児の顎を上げたまま鼻をつまみ口を覆い、人工呼吸を2回行う。胸が少し上がるくらい吹き込む(1回1秒が目安)
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気道確保、人工呼吸を数回繰り返す。うまくいかない場合は、異物による気道閉塞の恐れがある。腹部(お腹)突き上げ法を行う
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腹部(お腹)突き上げ法:①幼小児を寝かせ、へその少し上に手の基部を置き、もう片方の手を重ねる。
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②腹部を上方向に突き上げる。この時指先は胸壁につけないようにする。肋骨が折れてしまう恐れがある。
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①異物確保②気道確保③人工呼吸④腹部(お腹)突き上げ法 この流れを繰り返し、必要に応じて心肺蘇生法を行う。
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応援や物品到着後、医師の指示にしたがって処置を行う。